8 諸國の風土記を徵し給へるの制 元明天皇(第四十三代)

諸國しょこくの風土記ふ ど きを徵ちょうし給たまへるの制せい(和銅六年五月 續日本紀) 畿內七道諸國郡郷名、著好字。其郡內所生、銀銅彩色、草木禽獸魚蟲等物、具錄色目。及土地沃塉、山川原野名號所由、又古老相傳舊聞異事、載于史籍、言上。 【謹譯】畿…

7-2 改元の宣命 元明天皇(第四十三代)

改元かいげんの宣命せんみょう(第二段)(和銅元年正月 續日本紀) 故改慶雲五年而和銅元年爲而、御世年號止定賜。是以天下爾慶命詔久、冠位上可賜人人治賜。(大赦天下、自和銅元年正月十一日昧爽以前大辟罪已下、罪无輕重、已發覺未發覺、繫囚見徒、咸赦…

7-1 改元の宣命 元明天皇(第四十三代)

改元かいげんの宣命せんみょう(第一段)(和銅元年正月 續日本紀) 現神御宇倭根子天皇詔旨勅命乎、親王諸王諸臣百官人等、天下公民衆聞宣。 高天原與利天降坐志天皇御世乎始而、中今爾至麻弖爾天皇御世御世、天豆日嗣高御座爾坐而、治賜慈賜來⻝國天下之業…

6-2 卽位の宣命 文武天皇(第四十二代)

卽位そくいの宣命せんみょう(第二段)(元年八月 續日本紀) 是以百官人等、四方⻝國乎治奉止任賜幣留國國宰等爾至麻氐爾、天皇朝廷敷賜行賜幣留國法乎過犯事無久、明支淨支直支誠之心以而、御稱稱而緩怠事無久、務結而仕奉止詔大命乎、諸聞⻝止詔。 故如此…

6-1 卽位の宣命 文武天皇(第四十二代)

卽位そくいの宣命せんみょう(第一段)(元年八月 續日本紀) 現御神止大八島國所知、天皇大命良麻止詔大命乎、集侍皇子等王臣百官人等、天下公民諸聞⻝止詔。 高天原爾事始而、遠天皇祖御世中今至麻氐爾、天皇御子之阿禮坐牟彌繼繼爾、大八島國將知次止、天…

5 醴泉涌出せるにより下し給へる詔 持統天皇(第四十一代)

醴泉れいせん涌出わきいだせるにより下くだし給たまへる詔みことのり(八年三月 日本書紀) 粤以七年歲次癸巳、醴泉涌於近江國益須郡都賀山、諸疾病停宿益須寺、而療差者衆。故入水田四町布六十端、原除益須郡今年調伇雜傜、國司頭至目、進位一階、賜其初驗…

4 休祥を享くるの詔 天武天皇(第四十代)

休祥きゅうしょうを享うくるの詔みことのり(十二年正月 日本書紀) 明神御大八洲、日本根子天皇勅命者、諸國司國造郡司及百姓等諸可聽矣。朕初登鴻祚以來、天瑞非一二多至之。傳聞、其天瑞者、行政之理、協于天道則應之。是今、當于朕世、每年重至。一則以…

3 白雉の詔 孝德天皇(第三十六代)

白雉はくちの詔みことのり(白雉元年二月 日本書紀) 聖王出世、治天下時、天則應之、示其祥瑞。曩者西土之君、周成王世、與後漢明帝時、白雉爰見。我日本國譽田天皇之世、白烏樔宮。大鷦鷯帝之時、龍馬西見。是以自古迄今、祥瑞時見、以應有德、其類多矣。…

2 遺詔 推古天皇(第三十三代)

遺詔いしょう(三十六年三月 日本書紀) 比年、五榖不登、百姓大飢。其爲朕興陵、以勿厚葬。便宜葬于竹田皇子陵。 【謹譯】比年としごろ、五榖こく登みのらず、百姓せい大おおいに飢うう。其それ朕ちんが爲ために陵みささぎを興おこして、以もって厚あつく葬…

1 聖德太子の病を問ふの勅 推古天皇(第三十三代)

聖德太子しょうとくたいしの病やまいを問とふの勅みことのり(二十九年二月 扶桑略記) 朕聞、太子寢病、將以遷化他界。每加慰問、言與涕並。痛乎哀哉。其難再遇。若有所願、朕將隨之。 【謹譯】朕ちん聞きく、太子たいし病やまいに寢ふし、將まさに以もって…

大日本詔勅謹解6 雜事篇 例言

例言 一、本篇は、標題の如き性質上、政治・經濟けいざい・軍事・敎育、各般かくはんの人事など、諸方面に亙わたつてゐるが、成るべく、その中でも、重要なものを收おさめた。 一、誄詞るいしについて、明治・大正・昭和時代に於ける主要なものを大抵謹載き…

大日本詔勅謹解6 雜事篇 序言

序言 本篇には、各時代の生活に交渉ある御詔勅ごしょうちょくを謹載きんさいした。政治・經濟けいざいに關かんするものもあれば、風敎ふうきょう・道德どうとくに交渉を持つものもある。或あるいは風俗・地文ちもんその他、各般かくはんの事項に亙わたつてゐ…

70 帝都復興ヲ懌ヒ給ヘル勅語 今上陛下(第百二十四代)

帝都ていと復興ふっこうヲ懌よろこヒ給たまヘル勅語ちょくご(昭和五年三月二十六日 官報) 【謹譯】帝都ていと復興ふっこうノ事業じぎょうハ、官民かんみん協同きょうどうノ努力どりょくニ賴よリ、歲月さいげつノ短みじかキ、克よク此こノ偉績いせきヲ效い…

69 攝政ヲ置クノ詔書 大正天皇(第百二十三代)

攝政せっしょうヲ置おクノ詔書しょうしょ(大正十年十一月二十五日 官報) 【謹譯】朕ちん久ひさしキニ亙わたル疾患しっかんニ由よリ、大政たいせいヲ親みずかラスルコト能あたハサルヲ以もっテ、皇族こうぞく會議かいぎ及およヒ樞密すうみつ顧問こもんノ議…

68 濟生會設立ニツイテ桂首相ヘノ詔 明治天皇(第百二十二代)

濟生會さいせいかい設立せつりつニツイテ桂かつら首相しゅしょうヘノ詔みことのり 明治四十四年二月一日 官報) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、世局せいきょくノ大勢たいせいニ隨したがヒ、國運こくうんノ伸張しんちょうヲ要ようスルコト方まさニ急きゅうニシテ…

67 大逆事件ニ際シ閣臣ヲ留任セシムルノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

大逆たいぎゃく事件じけんニ際さいシ閣臣かくしんヲ留任りゅうにんセシムルノ勅語ちょくご(明治四十四年一月十八日 官報) 【謹譯】今囘こんかいノ事件じけんハ、世間せけんノ變遷へんせんニ伴ともなっテ起おこル餘弊よへいニシテ、內閣ないかくノ施政しせ…

66 朝鮮ニ下シ給ヘル大赦及租稅減免ノ詔書 明治天皇(第百二十二代)

朝鮮ちょうせんニ下くだシ給たまヘル大赦たいしゃ及および租稅そぜい減免げんめんノ詔書しょうしょ(明治四十三年八月二十九日 官報) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、統治とうちノ大權たいけんニ由よリ、始はじめテ治化ち かヲ朝鮮ちょうせんニ施しクハ、朕ちん…

65 李王冊立ノ詔書 明治天皇(第百二十二代)

李王りおう冊立さくりつノ詔書しょうしょ(明治四十三年八月二十九日 官報) 【謹譯】朕ちん、天壤てんじょう無窮むきゅうノ丕基ひ きヲ弘ひろクシ、國家こっか非常ひじょうノ禮數れいすうヲ備そなヘムト欲ほっシ、前ぜん韓國かんこく皇帝こうていヲ冊さくシ…

64 宮內官吏ヲ訓諭シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

宮內くない官吏かんりヲ訓諭くんゆシ給たまヘル勅語ちょくご(明治四十一年十二月十八日) 【謹譯】 朕ちん曩日のうじつ、詔みことのりヲ下くだシ、臣民しんみんノ嚮むかフ所ところヲ知しラシム。今いまヤ國運こくうんノ趨勢すうせいニ從したがヒ、宮廷きゅ…

63 第十九帝國議會開院式ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

第だい十九帝國ていこく議會ぎかい開院式かいいんしきノ勅語ちょくご(明治三十六年十二月十日 官報) 【謹譯】 朕ちん、茲ここニ帝國ていこく議會ぎかい開院かいいんノ式しきヲ行おこなヒ、貴族院きぞくいん及およヒ衆議院しゅうぎいんノ各員かくいんニ告つ…

62 重要法案ニツイテ貴族院ニ下シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

重要じゅうよう法案ほあんニツイテ貴族院きぞくいんニ下くだシ給たまヘル勅語ちょくご(明治三十四年三月二日 官報) 【謹譯】 朕ちん、中外ちゅうがいノ形勢けいせいニ視みテ、深ふかク時局じきょくノ艱かんナルヲ憂うれフ。今いまニ於おいテ必要ひつようノ…

61 臺灣統治ニ就テ乃木希典ニ賜ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

臺灣たいわん統治とうちニ就ついテ乃木の ぎ希典まれすけニ賜たまヘル勅語ちょくご(明治三十年八月二日 官報) 【謹譯】臺灣たいわん諸島しょとう、朕ちんカ版圖はんとニ歸きセシヨリ日ひ尙なお淺あさク、新附しんぷノ民たみ未いまタ或あるいハ其その堵とニ…

60 衆議院ノ製艦費補足廢止ニ關スル奏請ニ報セラレシ勅語 明治天皇(第百二十二代)

衆議院しゅうぎいんノ製艦費せいかんひ補足ほそく廢止はいしニ關かんスル奏請そうせいニ報ほうセラレシ勅語ちょくご(明治三十年三月三十日 官報) 【謹譯】 朕ちん、曩さきニ國家こっか軍防ぐんぼうノ事こと一日じつモ緩ゆるクスヘカラサルヲ惟おもヒ、內帑…

59 第七臨時帝國議會開院式ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

第だい七臨時りんじ帝國ていこく議會ぎかい開院式かいいんしきノ勅語ちょくご(明治二十七年十月十八日 官報) 【謹譯】 朕ちん、貴族院きぞくいん及およヒ衆議院しゅうぎいんノ各員かくいんニ告つク。 朕ちん、茲ここニ臨時りんじ帝國ていこく議會ぎかいヲ…

58 第一帝國議會開院式ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

第だい一帝國ていこく議會ぎかい開院式かいいんしきノ勅語ちょくご(明治二十三年十一月二十九日 官報) 【謹譯】 朕ちん、貴族院きぞくいん及およヒ衆議院しゅうぎいんノ各員かくいんニ告つク。 朕ちん、卽位そくい以來いらい二十年間ねんかんノ經始けいし…

57-3 大日本帝國憲法發布ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

大日本だいにっぽん帝國ていこく憲法けんぽう發布はっぷノ詔勅しょうちょく(第三段)(明治二十二年二月十一日) 【謹譯】將來しょうらい若もシ此こノ憲法けんぽうノ或あル條章じょうしょうヲ改定かいていスルノ必要ひつようナル時宜じ ぎヲ見みルニ至いた…

57-2 大日本帝國憲法發布ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

大日本だいにっぽん帝國ていこく憲法けんぽう發布はっぷノ詔勅しょうちょく(第二段)(明治二十二年二月十一日) 【謹譯】國家こっか統治とうちノ大權たいけんハ、朕ちんカ之これヲ祖宗そそうニ承うケテ、之これヲ子孫しそんニ傳つたフル所ところナリ。朕ち…

57-1 大日本帝國憲法發布ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

大日本だいにっぽん帝國ていこく憲法けんぽう發布はっぷノ詔勅しょうちょく(第一段)(明治二十二年二月十一日 官報) 【謹譯】朕ちん、祖宗そそうノ遺烈いれつヲ承うケ、萬世ばんせい一系けいノ帝位ていいヲ踐ふミ、朕ちんカ親愛しんあいスル所ところノ臣…

56 皇室典範制定ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

皇室こうしつ典範てんぱん制定せいていノ詔勅しょうちょく(明治二十二年二月十一日) 【謹譯】天佑てんゆうヲ享有きょうゆうシタル我わカ日本にっぽん帝國ていこくノ寶祚ほうそハ、萬世ばんせい一系けい、歷代れきだい繼承けいしょうシ、以もっテ朕ちんカ躬…

55 內閣組織改定ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

內閣ないかく組織そしき改定かいていノ詔勅しょうちょく(明治十八年十二月二十三日 官報) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、經國けいこくノ要ようハ、官かん其そノ制せいヲ定さだメテ機關きかん各おのおの其そノ所ところヲ得うルニ在あリ。內閣ないかくハ萬機ば…

54 立憲制度調査ノ爲メ伊藤博文ヲ歐洲ニ派遣シ給フ勅語 明治天皇(第百二十二代)

立憲りっけん制度せいど調査ちょうさノ爲たメ伊藤いとう博文ひろぶみヲ歐洲おうしゅうニ派遣はけんシ給たまフ勅語ちょくご(明治十五年三月 法規分類大全) 【謹譯】朕ちん、明治めいじ十四年ねん十月がつ十二日にちノ詔旨しょうしヲ履ふミ、立憲りっけんノ…

53-3 國會開設ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

國會こっかい開設かいせつノ勅語ちょくご(第三段)(明治十四年十月十二日 三條實美公年譜) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、人心じんしん進すすムニ偏へんシテ、時會じかい速すみやかナルヲ競きそフ。浮言ふげん相あい動うごカシ、竟ついニ大計たいけいヲ遺わ…

53-2 國會開設ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

國會こっかい開設かいせつノ勅語ちょくご(第二段)(明治十四年十月十二日 三條實美公年譜) 【謹譯】顧かえりミルニ立國りっこくノ體たい、國くに各おのおの宜よろしキヲ殊ことニス。非常ひじょうノ事業じぎょう、實じつニ輕擧けいきょニ便べんナラス。我…

53-1 國會開設ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

國會こっかい開設かいせつノ勅語ちょくご(第一段)(明治十四年十月十二日 三條實美公年譜) 【謹譯】朕ちん、祖宗そそう二千五百有ゆう餘よ年ねんノ鴻緒こうちょヲ嗣つキ、中古ちゅうこ紐ひもヲ解とクノ乾綱けんこうヲ振張しんちょうシ、大政たいせいノ統…

52 財政緊縮ニツイテノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

財政ざいせい緊縮きんしゅくニツイテノ勅語ちょくご(明治十三年五月 岩倉公實記) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、明治めいじ初年しょねん以來いらい、國用こくよう多事た じナルヲ以もっテ、會計かいけい困難こんなんヲ生しょうシ、遂ついニ十三年ねんノ今日こ…

51 元老院・大審院ヲ設置シ地方官ヲ召集スルノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

元老院げんろういん・大審院たいしんいんヲ設置せっちシ地方官ちほうかんヲ召集しょうしゅうスルノ勅語ちょくご(明治八年四月十四日 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん、卽位そくいノ初はじめ、首しゅトシテ群臣ぐんしんヲ會かいシ、五事じヲ以もっテ神明しんめ…

50 議院憲法ヲ地方長官ニ頒示セラレシ時ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

議院ぎいん憲法けんぽうヲ地方長官ちほうちょうかんニ頒示はんじセラレシ時ときノ勅語ちょくご(明治七年五月二日 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん、踐祚せんそノ初はじめ神明しんめいニ誓ちかヒシ旨意し いニ基もとづキ、漸次ぜんじニ之これヲ擴充かくじゅうシ…

49 地租改正ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

地租ち そ改正かいせいノ勅語ちょくご(明治六年七月二十八日 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、租稅そぜいハ國くにノ大事だいじ、人民じんみん休戚きゅうせきノ係かかル所ところナリ。從前じゅうぜん其そノ法ほう一ナラス、寬苛かんか輕重けいちょう…

48 三條實美ニ國費節約ヲ仰セラレシ勅諭 明治天皇(第百二十二代)

三條じょう實美さねとみニ國費こくひ節約せつやくヲ仰おおセラレシ勅諭ちょくゆ(明治六年五月 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん、前日ぜんじつ囘祿かいろくノ災わざわいニ遭あヒ、宮殿きゅうでん之これカ爲ためニ蕩盡とうじんスト雖いえどモ、今いまヤ國用こく…

47 琉球藩王ヲ封スルノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

琉球りゅうきゅう藩王はんおうヲ封ほうスルノ勅語ちょくご(明治五年九月十四日 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん、上天じょうてんノ景命けいめいニ膺あたリ、萬世ばんせい一系けいノ帝祚ていそヲ紹つキ、奄はるかニ四海かいヲ有たもチ、八荒こうニ君臨くんりん…

46 廢藩置縣斷行ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

廢藩はいはん置縣ちけん斷行だんこうノ勅語ちょくご(明治四年七月十四日 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、更始こうしノ時ときニ際さいシ、內うち以もっテ億兆おくちょうヲ保安ほあんシ、外そと以もっテ萬國ばんこくト對峙たいじセント欲ほっセハ、…

45 新律綱領頒布ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

新律しんりつ綱領こうりょう頒布はんぷノ勅語ちょくご(明治三年十二月二十日 法規分類大全) 【謹譯】朕ちん、刑部ぎょうぶニ勅みことのりシテ律書りっしょヲ改撰かいせんセシム。乃すなわチ綱領こうりょう六卷かんヲ奏進そうしんス。朕ちん、在廷ざいてい…

44 贋金處分ノ困難ニ就テ諮問シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

贋金がんきん處分しょぶんノ困難こんなんニ就ついテ諮問しもんシ給たまヘル勅語ちょくご(明治二年九月二日 法規分類大全) 【謹譯】贋金がんきん天下てんかニ蔓延まんえんス。屢しばしば嚴禁げんきんアレトモ、未いまタ之これニ處しょスル方ほうヲ得えス。…

43 刑律ヲ改撰セシメ給ヘル時ノ詔 明治天皇(第百二十二代)

刑律けいりつヲ改撰かいせんセシメ給たまヘル時ときの詔みことのり(明治二年九月 法規分類大全) 【謹譯】我わが大八洲おおやしまノ國體こくたいヲ創立そうりつスル、邃古すいこハ措おいテ論ろんセス。神武じんむ天皇てんのう以降いこう二千年ねん、寬恕か…

42 王政復古の功臣に賜はりし勅語 明治天皇(第百二十二代)

王政おうせい復古ふっこの功臣こうしんに賜たまはりし勅語ちょくご(明治二年九月) 朕惟、皇道復古、朝憲維新、一資汝有衆之力。朕切嘉奬之、乃頒賜以酬有功。汝有衆勖哉。 【謹譯】朕ちん惟おもふに、皇道こうどうの復古ふっこ・朝憲ちょうけんの維新いし…

41 鍋島直正ニ蝦夷開拓督務ヲ命シ給ヘル詔 明治天皇(第百二十二代)

鍋島なべしま直正なおまさニ蝦夷え ぞ開拓かいたく督務とくむヲ命めいシ給たまヘル詔みことのり(明治二年六月 法規分類大全) 【謹譯】蝦夷え ぞ開拓かいたくハ、皇威こうい隆替りゅうたいニ關かんスル所ところ、一日じつモ忽ゆるがせニス可べカラス。汝な…

40 輔相・議定・參與ヲ登庸シ給ヘル詔 明治天皇(第百二十二代)

輔相ほしょう・議定ぎじょう・參與さんよヲ登庸とうようシ給たまヘル詔みことのり(明治二年五月 明治政覽) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、治亂ちらん安危あんきノ本もとハ、任用にんよう其人そのひとヲ得うルト得えサルトニアリ。故ゆえニ今いま敬つつしンテ…

39 公議所ヲ開イテ國家治安ノ基ヲ建ツルノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

公議所こうぎしょヲ開ひらイテ國家こっか治安ちあんノ基もといヲ建たツルノ勅語ちょくご(明治二年二月二十五日 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん、將まさニ東臨とうりん、公卿こうけい群牧ぐんぼくヲ會合かいごうシ、博ひろク衆議しゅうぎヲ諮詢しじゅんシ、國…

38 毛利敬親ヲ徵シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

毛利もうり敬親たかちかヲ徵ちょうシ給たまヘル勅語ちょくご(明治二年二月 法規分類大全) 【謹譯】天下てんかノ大義たいぎヲ明あきらかニシ、朝廷ちょうていノ體裁ていさいヲ正ただシ、爭亂そうらんヲ撥はっシテ、正せいニ反かえスハ、此こレ汝なんじカ先…

37 政治始ニ下シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

政治せいじ始はじめニ下くだシ給たまヘル勅語ちょくご(明治二年正月 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん惟おもんミルニ、在昔むかし神皇じんこう基もちヲ肇はじメシヨリ、列聖れっせい相あい繼つキ以もっテ朕ちんカ躬みニ逮およフ。朕ちん否德ひとく、夙夜しゅく…