大日本詔勅謹解4 神祇佛敎篇

66 明治天皇ノ御靈ヲ伏見桃山ニ斂葬セラルル時ノ御誄 大正天皇(第百二十三代)

明治めいじ天皇てんのうノ御靈みたまヲ伏見ふしみ桃山ももやまニ斂葬れんそうセラルル時ときノ御誄ぎょるい(大正元年九月十三日) 【謹譯】 嘉仁よしひと、謹つつしミテ皇考こうこうノ靈前れいぜんニ白もうス。 皇考こうこうノ登遐とうかシ給たまヒシヨリ、…

64 招魂社を靖國神社と改稱し別格官幣社と定め給へる御祭文 明治天皇(第百二十二代)

招魂社しょうこんしゃを靖國やすくに神社じんじゃと改稱かいしょうし別格べっかく官幣社かんぺいしゃと定さだめ給たまへる御祭文ごさいもん(明治十二年六月二十五日 靖國神社誌) 天皇乃大命爾坐世、此廣前爾式部助兼一等掌典正六位丸岡莞爾乎使止爲氐告給…

62 栃木縣招魂場弔祭ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

栃木縣とちぎけん招魂場しょうこんじょう弔祭ちょうさいノ勅語ちょくご(明治九年六月 歷朝詔勅錄) 【謹譯】汝等なんじら曩さきニ兇賊きょうぞく鴟張しちょうノ際さいニ當あたリ、命めいヲ大義たいぎニ致いたシ、或あるいハ屍かばねヲ亂軍らんぐんノ中うち…

61 招魂社大祭の宣命 明治天皇(第百二十二代)

招魂社しょうこんしゃ大祭たいさいの宣命せんみょう(明治五年九月 陸軍省日誌) 天皇乃大命爾坐世。此招魂社爾鎭米萬都禮留諸靈乃前爾式部寮六等出仕、正四位戸田忠至乎使止爲氐白給波久止白佐久。前年戰場爾志氐大功乎立志事乎萬代萬氐爾傳倍給波牟止爲氐…

60 薩摩國寉ヶ峰招魂場弔祭ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

薩摩國さつまのくに寉ヶ峰つるがみね招魂場しょうこんじょう弔祭ちょうさいノ勅語ちょくご(明治五年六月) 【謹譯】汝等なんじら曩さきニ乾綱けんこうノ不振ふしん、皇威こういノ不宣ふせんヲ憂うれヒ、竭力けつりょく盡忠じんちゅう、國家こっかノ爲たメニ…

59 春季御祭典の宣命 明治天皇(第百二十二代)

春季しゅんき御祭典ごさいてんの宣命せんみょう(明治四年二月 太政官日誌) 天皇乃大命爾坐世。掛卷母恐支八柱大神、天神地祇八百萬神、御代御代乃天皇、都氐三所乃大前爾從四位行侍從藤原朝臣資生乎使止爲氐白給波久止白左久。新代乃茂御代止祭式乎改正給…

58-2 惟神の大道を宣揚するの勅語 明治天皇(第百二十二代)

【備考】本勅ほんちょくにある如く、全國に宣敎師せんきょうしを派遣されたことは、神道しんどう國家こっかの建設を意味し、祭政さいせい一致ちの精神せいしんを復活されたわけであつた。當時とうじ(明治二年末)に神祇官じんぎかんに多くの宣敎師せんきょ…

58-1 惟神の大道を宣揚するの勅語 明治天皇(第百二十二代)

惟神かむながらの大道だいどうを宣揚せんようするの勅語ちょくご(明治三年正月三日 太政官日誌) 朕、恭惟、天神天祖、立極垂統、列皇相承、繼之述之。祭政一致、億兆同心、治敎明于上、風俗美于下。而中世以降、時有汙隆、道有顯晦、治敎之不洽也久矣。今…

57 神靈鎭祭の詔 明治天皇(第百二十二代)

神靈しんれい鎭祭ちんさいの詔みことのり(明治三年正月三日 法規大全) 朕恭惟、大祖創業、崇敬神明、愛撫蒼生、祭政一致所由來遠矣。朕以寡弱、夙承聖緒、日夜怵惕、懼天職之或虧。乃祇鎭祭天神地祇、八神曁列皇神靈于神祇官、以申孝敬。庶幾、使億兆有所…

56 天神地祇鎭座の宣命 明治天皇(第百二十二代)

天神てんじん地祇ち ぎ鎭座ちんざの宣命せんみょう(明治二年十二月 太政官日誌) 天皇命乃大御命爾坐世。天神地祇八百萬乃大前爾正四位行宮內權大丞平朝臣信成乎使止爲氐恐美恐美母白給波久止白左久。今年東京爾新宮乎造給比、八柱乃神等乎祭給布爾因氐、大…

55 氷川神社を武藏國の鎭守と爲すの勅語 明治天皇(第百二十二代)

氷川ひかわ神社じんじゃを武藏國むさしのくにの鎭守ちんじゅと爲なすの勅語ちょくご(明治元年十月十七日 法令全書) 崇神祇重祭祀、皇國大典、政敎基本。然中世以降、政道漸衰、祀典不擧、遂馴致綱記不振。朕深慨之。方今更始之秋、新置東京、親臨視政。將…

54 大神宮に首服を告げ奉るの宣命 明治天皇(第百二十二代)

大神宮だいじんぐうに首服しゅふくを告つげ奉たてまつるの宣命せんみょう(明治元年正月三日 復古記) 天皇我詔旨止、掛畏岐伊勢乃度會乃五十鈴乃河上乃下津磐根爾大宮柱廣敷立氐、高天原爾千木高知氐、稱辭定奉留天照座皇大神乃廣前爾恐美恐美毛申賜波久止…

53 東照宮奉幣の宣命 孝明天皇(第百二十一代)

東照宮とうしょうぐう奉幣ほうへいの宣命せんみょう(慶應元年三月 孝明天皇紀) 天皇我詔旨止、掛畏岐下野乃日光爾御坐勢留東照宮大權現乃廣前爾恐美恐美毛申給者久止申久、世乃亂乎治免、民乃苦乎濟比、泰平乃勳績乎遂給比之與里、四海波靜爾萬民安所古止…

52-3 石淸水社に內憂外患祈禱の宣命 孝明天皇(第百二十一代)

石淸水社いわしみずしゃに內憂ないゆう外患がいかん祈禱きとうの宣命せんみょう(第三段)(元治元年九月 孝明天皇紀) 此狀乎平久安久聞⻝天、縱時世乃禍亂奈利止毛、速爾武久嚴岐靈驗乎垂給比、戎夷凶徒乎攘退鎭壓給天、自今已後、國乃災害民乃憂患乎皆悉…

52-2 石淸水社に內憂外患祈禱の宣命 孝明天皇(第百二十一代)

石淸水社いわしみずしゃに內憂ないゆう外患がいかん祈禱きとうの宣命せんみょう(第二段)(元治元年九月 孝明天皇紀) 如此禍乎攘除古止者、人力乃所不及奈利、掛畏岐大菩薩、早久神威乎播天拂退銷滅給比、天下乎安國止平給比治給牟事乎仰祈伏禱給布。故是…

52-1 石淸水社に內憂外患祈禱の宣命 孝明天皇(第百二十一代)

石淸水社いわしみずしゃに內憂ないゆう外患がいかん祈禱きとうの宣命せんみょう(第一段)(元治元年九月 孝明天皇紀) 天皇我詔旨止、掛畏岐石淸水爾御坐勢留八幡大菩薩乃廣前爾、恐美恐美毛申給者久止申久、去七月不意毛禁門近久干戈乎動乃災起天、民屋多…

51 慈性親王を三宮に准ずるの勅 孝明天皇(第百二十一代)

慈性じしょう親王しんのうを三宮ぐうに准じゅんずるの勅みことのり(文久二年五月 孝明天皇紀) 有德必得其位、有行必得其名。爰入道一品慈性親王、曩入峨山之法門、令居台嶽之貫首、顯密夙備、智鋒解衆生之惑。戒業全熟、德光照下界之暗。淸聲揚緇林、才華…

50 僧道元に國師號を賜ふの勅 孝明天皇(第百二十一代)

僧そう道元どうげんに國師號こくしごうを賜たまふの勅みことのり(安政元年二月 孝明天皇紀) 吉祥山永平寺開基道元禪師。本出華冑、便入桑門。重瞳照室、夙表人天之師。一葦航海遙求佛祖之道、禪慧圓淨、辭彼震旦之雲。身心脫落、歸我日出之邦。觀有爲法普…

49-2 石淸水放生會に外患調伏を祈るの宣命 孝明天皇(第百二十一代)

石淸水いわしみず放生會ほうじょうえに外患がいかん調伏ちょうぶくを祈いのるの宣命せんみょう(第二段)(嘉永六年八月 孝明天皇紀) 辭別氐申久、去志六月爾、相模國御浦郡浦賀乃岸爾、夷乃船乃又來利志加、無爲爾數毛不經、飛帆志氐退利去奴禮止、近年屢…

49-1 石淸水放生會に外患調伏を祈るの宣命 孝明天皇(第百二十一代)

石淸水いわしみず放生會ほうじょうえに外患がいかん調伏ちょうぶくを祈いのるの宣命せんみょう(第一段)(嘉永六年八月 孝明天皇紀) 天皇我詔旨止、掛畏岐石淸水爾御坐勢留八幡大菩薩乃廣前爾、恐美恐美毛申給波久止申久、去延久二年與利始天、納言參議辨…

48-2 石淸水臨時祭の宣命 孝明天皇(第百二十一代)

石淸水いわしみず臨時祭りんじさいの宣命せんみょう(第二段)(弘化四年四月 孝明天皇紀) 辭別氐申久、近者相模國御浦郡浦賀乃沖爾夷乃船乃著奴禮波、其來由乎尋留爾、交易乎乞止奈牟申須。夫交易波、昔與利信乎不通留國爾濫許多萬布古止者國體爾毛拘利奴…

48-1 石淸水臨時祭の宣命 孝明天皇(第百二十一代)

石淸水いわしみず臨時祭りんじさいの宣命せんみょう(第一段)(弘化四年四月 孝明天皇紀) 天皇我詔止、掛畏岐石淸水爾御座世留八幡大菩薩乃廣前爾恐美恐美毛申賜倍止申久、去天祿元年與利始天奉出給布宇津乃御幣乎、吉日良辰乎擇定氐、官位姓名乎差使氐令…

47 僧法然に大師號を賜ふの勅 光格天皇(第百十九代)

僧そう法然ほうねんに大師號だいしごうを賜たまふの勅みことのり(文化八年正月 海錄) 朕聞、道不自弘、弘必由人。物不自覺、覺必待師。緬惟、故吉水源空和尙、少在叡峯、博學之名夙彰。老居吉水、專行之德彌高、戒珠明朗、隋和讓其光、慧刀銳利、干鏌愧其…

46-8 國難の平定を祈るの宣命 伏見天皇(第九十二代)

國難こくなんの平定へいていを祈いのるの宣命せんみょう(第八段)(正德六年七月 公卿勅使參宮次第) 辭別氐申賜者久、殊爾思⻝事在氐、內外ニ宮乃正權禰宜以下爾、各賜一階布。此旨乎令照察給氐、取祈乃勅願者幽谷乃如應響久、明鏡乃如寫象仁志氐、寶祚久…

46-7 國難の平定を祈るの宣命 伏見天皇(第九十二代)

國難こくなんの平定へいていを祈いのるの宣命せんみょう(第七段)(正德六年七月 公卿勅使參宮次第) 掛畏岐皇大神、此狀乎平久安久聞⻝氐、形兆未見爾災糵乎攘比、兵戈未起爾逆亂乎撥免給比氐、天皇朝廷乎、寶位無動久常磐仁、夜守日守仁護幸倍奉給氐、天…

46-6 國難の平定を祈るの宣命 伏見天皇(第九十二代)

國難こくなんの平定へいていを祈いのるの宣命せんみょう(第六段)(正德六年七月 公卿勅使參宮次第) 外宮仁者、御弓、御箭、御飾劍、御桙、御錦蓋、御鏡、御玉佩、御麻桶、御線柱、唐錦一段、唐綾一段、火取珠一顆、作花三枝、銀鳳一羽、雕馬一疋爾、右乃…

46-5 國難の平定を祈るの宣命 伏見天皇(第九十二代)

國難こくなんの平定へいていを祈いのるの宣命せんみょう(第五段)(正德六年七月 公卿勅使參宮次第) 故是以、吉日良辰乎擇定氐、從二位行權中納言藤原朝臣爲兼王、從五位上行正親町兼重王、中臣從四位下行神祇權少副大中臣師世乎差遣氐、忌部正五位下行神…

46-4 國難の平定を祈るの宣命 伏見天皇(第九十二代)

國難こくなんの平定へいていを祈いのるの宣命せんみょう(第四段)(正德六年七月 公卿勅使參宮次第) 然而毛自今以後爾、廢乎興志絕乎毛繼氐、風乎移志俗乎易氐、祖宗乃道乎道止志、帝王乃德乎德止志氐、政令乎守可行幾義心乎誓比、叡念乎凝志氐祈申者、皇…

46-3 國難の平定を祈るの宣命 伏見天皇(第九十二代)

國難こくなんの平定へいていを祈いのるの宣命せんみょう(第三段)(正德六年七月 公卿勅使參宮次第) 加之須、頃者天變屢呈禮、地妖頻示須。又旱炎渉旬氐、稼穡不節阿良須。云彼云是比、一歎一愼牟。是則朕加薄德乃令然留上爾、日本久具其柄乎失氐、國策朝…

46-2 國難の平定を祈るの宣命 伏見天皇(第九十二代)

國難こくなんの平定へいていを祈いのるの宣命せんみょう(第二段)(正德六年七月 公卿勅使參宮次第) 縡旣爾文永與利起テ今爾及倍里度云止毛、我朝未容其言須、誠安危乃間多難決久、理亂乃本毛叵辨志。邊將毛堅久防禦乎儲氐鎭爾警衞乎致勢者、邦家能煩比無…

46-1 國難の平定を祈るの宣命 伏見天皇(第九十二代)

國難こくなんの平定へいていを祈いのるの宣命せんみょう(第一段)(正德六年七月 公卿勅使參宮次第) 天皇我詔旨度、掛畏岐伊勢乃度會乃五十鈴河上乃下都石根仁大宮柱廣敷立氐、高天原爾千木高知氐稱辭定奉留、天照坐須皇大神乃廣前爾、恐美恐美毛申賜者久…

45-3 飢饉につき奉幣の宣命 近衞天皇(第七十六代)

飢饉ききんにつき奉幣ほうへいの宣命せんみょう(第三段)(仁平元年四月 本朝世紀) 大神、此狀遠平久安久聞⻝天、天皇朝廷遠、寶位無動久常磐堅磐仁、夜守日守仁護幸給比天、天下爾曾天無水旱之煩久、海內悉誇農桑之業良牟。國富俗豐爾之天、無爲有截乃御…

45-2 飢饉につき奉幣の宣命 近衞天皇(第七十六代)

飢饉ききんにつき奉幣ほうへいの宣命せんみょう(第二段)(仁平元年四月 本朝世紀) 其旨遠聞驚支、殊歎太坐古止無限志。偏是朕加菲德爾依、民乃菜色有加止、慙懼之至、寤寐仁不休、掛畏幾大神、鎭護乃誓不誤志天、豐饒乃世爾早成給倍止所念行氐奈牟。故是…

45-1 飢饉につき奉幣の宣命 近衞天皇(第七十六代)

飢饉ききんにつき奉幣ほうへいの宣命せんみょう(第一段)(仁平元年四月 本朝世紀) 天皇我詔旨止、掛畏支某大神乃廣前仁恐美恐ミ毛申給波久止申久、國波以養民天爲寶之、君波以施仁天爲本須。因茲古之明王毛仰神鑒天、偏祈治世之術幾。況年末之少子非冥德…

44-6 神人衆徒等の濫行停止の宣命 鳥羽天皇(第六十三代)

神人しんじん衆徒しゅうと等らの濫行らんぎょう停止ていしの宣命せんみょう(第六段)(天永四年四月 石淸水文書) 大菩薩、此狀乎平久安久聞之氐、神人乃濫行乎永停免、禪侶乃惡事乎忽罷天、社壇惟靜之天、蒸嘗乃禮永欽美、精舍彌平之氐、顯密乃學中興之氐…

44-5 神人衆徒等の濫行停止の宣命 鳥羽天皇(第七十四代)

神人しんじん衆徒しゅうと等らの濫行らんぎょう停止ていしの宣命せんみょう(第五段)(天永四年四月 石淸水文書) 方今興福延曆等乃兩所、互成訴訟天、趣渉縱横禮利。無物禁止久不奈皇憲ス。各施威猛之天、只企戰鬪津。除此灾蘖氐、無爲無事氐、令護幸給波…

44-4 神人衆徒等の濫行停止の宣命 鳥羽天皇(第七十四代)

神人しんじん衆徒しゅうと等らの濫行らんぎょう停止ていしの宣命せんみょう(第四段)(天永四年四月 石淸水文書) 自今以後波、祭詞乃式日乃外仁波、神輿越不可奉動ズ。又神境乎不得奉出之。不由此旨之氐、非常乃輩良有天、縱雖奉動毛、神ハ不享非禮禮波、…

44-3 神人衆徒等の濫行停止の宣命 鳥羽天皇(第七十四代)

神人しんじん衆徒しゅうと等らの濫行らんぎょう停止ていしの宣命せんみょう(第三段)(天永四年四月 石淸水文書) 夫禮神明波保護朝廷之、鎭守敎行多末布越爲垂跡之本誓爪、就中仁我朝波神道祐基ケル國、釋家留跡多ル地奈利。神威波依皇威氐施威之、神明波…

44-2 神人衆徒等の濫行停止の宣命 鳥羽天皇(第七十四代)

神人しんじん衆徒しゅうと等らの濫行らんぎょう停止ていしの宣命せんみょう(第二段)(天永四年四月 石淸水文書) 啻人民乎非滅亡乃美、兼天波同侶同伴毛鎭仁成合戰須。抛學氐横刀兵部、脫方袍天被申冑多利。梵宇越燒失之房舍越破斫ス。携弓箭天左右乃友止…

44-1 神人衆徒等の濫行停止の宣命 鳥羽天皇(第七十四代)

神人しんじん衆徒しゅうと等らの濫行らんぎょう停止ていしの宣命せんみょう(第一段)(天永四年四月 石淸水文書) 天皇我詔旨止、掛畏支石淸水爾御坐世留八幡大菩薩乃廣前爾恐美恐美毛申給波久止申久。誤天以庸昧氐、濫久受皇圖多利。日愼之裏仁年序漸移多…

43-3 石淸水八幡宮に奉幣の宣命 朱雀天皇(第六十一代)

石淸水いわしみず八幡宮はちまんぐうに奉幣ほうへいの宣命せんみょう(第三段)(天慶四年八月 本朝世紀) 又西國凶賊乃次將藤原文元、佐伯是本等、討滅之日率類天、遁脫天未就誅戮須。狼心難變、䘍毒不消。近日又潜仁入伊豫國天、海道乃郡爾致害止聞⻝須事…

43-2 石淸水八幡宮に奉幣の宣命 朱雀天皇(第六十一代)

石淸水いわしみず八幡宮はちまんぐうに奉幣ほうへいの宣命せんみょう(第二段)(天慶四年八月 本朝世紀) 然るも驗久、東山乃賊首波去年被斬戮禮、南海乃魁帥波今夏就梟懸多利。是只掛畏支大菩薩乃恤賜倍留奈利となん。畏喜ひ賜布御祈乎母奉果り賜牟度須る…

43-1 石淸水八幡宮に奉幣の宣命 朱雀天皇(第六十一代)

石淸水いわしみず八幡宮はちまんぐうに奉幣ほうへいの宣命せんみょう(第一段)(天慶四年八月 本朝世紀) 天皇我詔旨度、掛畏岐石淸水爾御座せ留八幡大菩薩乃廣前爾、恐美恐美毛申給倍度申久、去天慶二年季冬より、東西乃國國仁凶賊群起天、姧謀多端久、萬…

42 空海に大師號を賜ふの勅 醍醐天皇(第六十代)

空海くうかいに大師號だいしごうを賜たまふの勅みことのり(延曆二十一年十月 扶桑略記) 琴絃旣絕、遺音更淸。蘭叢雖凋、餘香猶播。故贈大僧正法印大和尙位空海、鎖弃煩惱、抛却驕貪、全三十七品之修行、斷九十六種邪見。受密語者、滿於山林、習眞趣者、成…

41-5 六衞府送るところの釋奠の祭牲を定むるの勅 光孝天皇(第五十八代)

六衞府え ふ送おくるところの釋奠せきてんの祭牲さいせいを定さだむるの勅みことのり(第五段)(仁和元年十一月 三代實錄) (其の三)乾兎二頭を送らしむべき事 而今諸衞府、前祭一日之夕、送鮮兎、夜中造醢。豈合禮意。自今以後、潔淨乾曝、先祭三月、送…

41-4 六衞府送るところの釋奠の祭牲を定むるの勅 光孝天皇(第五十八代)

六衞府え ふ送おくるところの釋奠せきてんの祭牲さいせいを定さだむるの勅みことのり(第四段)(仁和元年十一月 三代實錄) (其の三)乾兎二頭を送らしむべき事 式云、三牲及兎、六衞府各一頭供之。又云、豆實兎醢五合。今撿、先聖先師、獨供兎醢、其餘不…

41-3 六衞府送るところの釋奠の祭牲を定むるの勅 光孝天皇(第五十八代)

六衞府え ふ送おくるところの釋奠せきてんの祭牲さいせいを定さだむるの勅みことのり(第三段)(仁和元年十一月 三代實錄) (其の二)牲代の魚色を定むべき事 式云、享日在諸祭之前、及與祭相當、停用三牲及兎、代以鮮魚。而今諸衞所進牲代物、或乾魚或果…

41-2 六衞府送るところの釋奠の祭牲を定むるの勅 光孝天皇(第五十八代)

六衞府え ふ送おくるところの釋奠せきてんの祭牲さいせいを定さだむるの勅みことのり(第二段)(仁和元年十一月 三代實錄) (其の一)鮮牲を送進すべき事 式云、三牲各加五藏。六衞府別各一頭供之。今案延曆格、所以令全體供者、以取其新合其禮法也。而式…

41-1 六衞府送るところの釋奠の祭牲を定むるの勅 光孝天皇(第五十八代)

六衞府え ふ送おくるところの釋奠せきてんの祭牲さいせいを定さだむるの勅みことのり(第一段)(仁和元年十一月 三代實錄) (其の一)鮮牲を送進すべき事 撿、太政官去延曆十二年五月十一日格云、祭禮之事、潔淨爲本。又割牲體明在禮法。然而頃年諸國進牲…

40 僧最澄に大師號を 贈るの勅 淸和天皇(第五十六代)

僧そう最澄さいちょうに大師號だいしごうを贈おくるの勅みことのり(貞觀八年七月 朝野群載) 道高者光榮自遠、德盛者號諡必彰。舊章攸存、眞俗未異。故天台大師最澄、遠渉重溟、深求一乘、引慈雲於西極、注法雨於東岳。世初知波利之平路。人誰著驕奢之美衣…