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49 伊東祐亨ニ下シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

伊東いとう祐亨ゆうこうニ下くだシ給たまヘル勅語ちょくご(明治二十八年三月八日 詔勅及ビ令旨集) 【謹譯】卿けい祐亨ゆうこう、昨年さくねん以來いらい聯合れんごう艦隊かんたいヲ統率とうそつシ、籌策ちゅうさく指揮し き咸ことごとク其そノ宜よろしきヲ…

48-2 義勇兵ニ關スル詔勅 明治天皇(第百二十二代)

義勇兵ぎゆうへいニ關かんスル詔勅しょうちょく(第二段)(明治二十七年八月八日 官報) 【謹譯】各地かくちノ臣民しんみん、義勇兵ぎゆうへいヲ團結だんけつスルノ擧きょアルハ、其そノ忠良ちゅうりょう愛國あいこくノ至情しじょうニ出いづルコトヲ知しル…

48-1 義勇兵ニ關スル詔勅 明治天皇(第百二十二代)

義勇兵ぎゆうへいニ關かんスル詔勅しょうちょく(第一段)(明治二十七年八月八日 官報) 【謹譯】朕ちんハ祖宗そそうノ威靈いれいト臣民しんみんノ協同きょうどうトニ倚よリ、我わカ忠勇ちゅうゆうナル陸海軍りくかいぐんノ力ちからヲ用もちヰ、國くにノ稜…

47-8 淸國ニ對スル宣戰ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

淸國しんこくニ對たいスル宣戰せんせんノ詔勅しょうちょく(第八段)(明治二十七年八月二日 官報) 【謹譯】事こと旣すでニ茲ここニ至いたル。朕ちん、平和へいわト相あい終始しゅうしシテ以もっテ帝國ていこくノ光榮こうえいヲ中外ちゅうがいニ宣揚せんよ…

47-7 淸國ニ對スル宣戰ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

淸國しんこくニ對たいスル宣戰せんせんノ詔勅しょうちょく(第七段)(明治二十七年八月二日 官報) 【謹譯】則すなわチ淸國しんこくノ計畫けいかくタル、明あきらかニ朝鮮國ちょうせんこく治安ちあんノ責せきヲシテ歸きスル所ところアラサラシメ、帝國てい…

47-6 淸國ニ對スル宣戰ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

淸國しんこくニ對たいスル宣戰せんせんノ詔勅しょうちょく(第六段)(明治二十七年八月二日 官報) 【謹譯】帝國ていこくハ是ここニ於おイテ朝鮮ちょうせんニ勸すすムルニ、其そノ粃政ひせいヲ釐革りかくシ、內うちハ治安ちあんノ基もといヲ堅かたクシ、外…

47-5 淸國ニ對スル宣戰ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

淸國しんこくニ對たいスル宣戰せんせんノ詔勅しょうちょく(第五段)(明治二十七年八月二日 官報) 【謹譯】朕ちんハ明治めいじ十五年ねんノ條約じょうやくニ依よリ、兵へいヲ出いだシテ變へんニ備そなヘシメ、更さらニ朝鮮ちょうせんヲシテ禍亂からんヲ永…

47-4 淸國ニ對スル宣戰ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

淸國しんこくニ對たいスル宣戰せんせんノ詔勅しょうちょく(第四段)(明治二十七年八月二日 官報) 【謹譯】朝鮮ちょうせんハ帝國ていこくカ其そノ始はじメニ啓誘けいゆうシテ、列國れっこくノ伍伴ごはんニ就つカシメタル獨立どくりつノ一國こくタリ。而し…

47-3 淸國ニ對スル宣戰ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

淸國しんこくニ對たいスル宣戰せんせんノ詔勅しょうちょく(第三段)(明治二十七年八月二日 官報) 【謹譯】惟おもフニ朕ちんカ卽位そくい以來いらい茲ここニ二十有ゆう餘年よねん、文明ぶんめいノ化かヲ平和へいわノ治ちニ求もとメ、事ことヲ外國がいこく…

47-2 淸國ニ對スル宣戰ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

淸國しんこくニ對たいスル宣戰せんせんノ詔勅しょうちょく(第二段)(明治二十七年八月二日 官報) 【謹譯】朕ちん茲ここニ淸國しんこくニ對たいシテ戰たたかいヲ宣せんス。朕ちんカ百僚りょう有司ゆうしハ、宜よろシク朕ちんカ意いヲ體たいシ、陸上りくじ…

47-1 淸國ニ對スル宣戰ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

淸國しんこくニ對たいスル宣戰せんせんノ詔勅しょうちょく(第一段)(明治二十七年八月二日 官報) 【謹譯】天佑てんゆうヲ保全ほぜんシ、萬世ばんせい一系けいノ皇祚こうそヲ踐ふメル大日本だいにほん帝國ていこく皇帝こうていハ、忠實ちゅうじつ勇武ゆう…

46 海防費補助金下賜ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

海防費かいぼうひ補助金ほじょきん下賜か しノ詔勅しょうちょく(明治二十年三月十四日 官報) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ立國りっこくノ務つとめニ於おいテ、防海ぼうかいノ備そなえ一日にちモ緩ゆるクスヘカラス。而しかも國庫こっこ歳入さいにゅう未いまタ…

45 朝鮮辨理公使花房義質ニ下シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

朝鮮ちょうせん辨理べんり公使こうし花房はなぶさ義質よしただニ下くだシ給たまヘル勅語ちょくご(明治十五年九月二十八日) 【謹譯】汝なんじ義質よしただ朝鮮ちょうせん京城けいじょうノ變へんニ遭逢そうほうシ、頗すこぶル艱難かんなんヲ極きわメ、再ふた…

44-13 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第十三段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】右みぎノ五箇條かじょうハ軍人ぐんじんタラムモノ暫しばらくモ忽ゆるがせニスヘカラス。サテ之これヲ行おこなハンニハ、一ノ誠心…

44-12 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第十二段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】一、軍人ぐんじんハ質素しっそヲ旨むねトスヘシ。凡およソ質素しっそヲ旨むねトセサレハ、文弱ぶんじゃくニ流ながレ輕薄けいはく…

44-11 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第十一段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】一、軍人ぐんじんハ信義しんぎヲ重おもンスヘシ。凡およソ信義しんぎヲ守まもルコト常つねノ道みちニハアレト、ワキテ軍人ぐんじ…

44-10 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第十段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】一、軍人ぐんじんハ武勇ぶゆうヲ尙たっとフヘシ。夫そレ武勇ぶゆうハ我わカ國くにニテハ、古いにしえヨリイトモ 貴たっとヘル所とこ…

44-9 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第九段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】一、軍人ぐんじんハ禮儀れいぎヲ正ただシクスヘシ。凡およソ軍人ぐんじんニハ上かみ元帥げんすいヨリ下しも一卒そつニ至いたルマテ…

44-8 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第八段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】一、軍人ぐんじんハ忠節ちゅうせつヲ盡つくスヲ本分ほんぶんトスヘシ。凡およソ生せいヲ我わカ國くにニ禀うクルモノ、誰だれカハ國…

44-7 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第七段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】朕ちん、斯かクモ深ふかク汝等なんじら軍人ぐんじんニ望のぞムナレハ、猶なホ訓諭くんゆスヘキ事ことコソアレ。イテヤ之これヲ左さ…

44-6 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第六段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】 朕ちんハ汝等なんじら軍人ぐんじんノ大元帥だいげんすいナルソ。サレハ朕ちんハ汝等なんじらヲ股肱ここうト賴たのミ、汝等なんじら…

44-5 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第五段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】サレハ此こノ時ときニ於おイテ兵制へいせいヲ更あらたメ、我わカ國くにノ光ひかりヲ輝かがやカサント思おもヒ、此こノ十五年ねんカ…

44-4 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第四段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】然しかルニ、朕ちん幼いとけなクシテ天津あまつ日嗣ひつぎヲ受うケシ初はじメ、征夷せいい大將軍たいしょうぐん其そノ政權せいけん…

44-3 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第三段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】世よノ樣さまノ移うつリ換かわリテ斯かクナレルハ、人力じんりょくモテ挽囘ばんかいスヘキニハアラストハイヒナカラ、且かツハ我わ…

44-2 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第二段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】古いにしえハ天皇てんのう躬みツカラ軍隊ぐんたいヲ率ひきヰ給たまフ御制おんおきてニテ、時ときアリテハ皇后こうごう・皇太子こう…

44-1 陸海軍軍人ニ下シ給ヘル勅諭 明治天皇(第百二十二代)

陸海軍りくかいぐん軍人ぐんじんニ下くだシ給たまヘル勅諭ちょくゆ(第一段)(明治十五年一月四日 法規分類大全) 【謹譯】我わカ國くにノ軍隊ぐんたいハ、世々よ よ天皇てんのうノ統率とうそつシ給たまフ所ところニソアル。昔むかし神武じんむ天皇てんのう…

43 谷干城ニ下シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

谷たに干城たてきニ下くだシ給たまヘル勅語ちょくご(明治十年十一月一日) 【謹譯】汝なんじ干城たてき、嚮さきニ賊徒ぞくとノ熊本くまもとヲ侵おかスヤ、部下ぶ かノ諸兵しょへいヲ督とくシ孤城こじょうヲ堅守けんしゅシ、續つづいテ各地かくちニ轉戰てん…

42 大阪臨時病院ニ臨幸院長石黑忠悳ニ下シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

大阪おおさか臨時りんじ病院びょういんニ臨幸りんこう院長いんちょう石黑いしぐろ忠悳ちゅうとくニ下くだシ給たまヘル勅語ちょくご(明治十年三月三十一日) 【謹譯】病者びょうしゃハ朕ちんカ臨のぞムヲ見みテ、故ことさラニ正坐せいざ平伏へいふくスル者も…

41 熾仁親王ヲ鹿兒島縣逆徒征討總督ニ任スルノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

熾仁たるひと親王しんのうヲ鹿兒島かごしま縣けん逆徒ぎゃくと征討せいとう總督そうとくニ任にんスルノ勅語ちょくご(明治十年二月十九日 岩倉公實記) 【謹譯】朕ちん、卿けいヲ以もっテ鹿兒島かごしま縣けん逆徒ぎゃくと征討せいとう總督そうとくニ任にん…

40 千島樺太交換條約批准ノ詔 明治天皇(第百二十二代)

千島ちしま樺太カバフト交換こうかん條約じょうやく批准ひじゅんノ詔みことのり(明治八年十一月十日 太政官日誌) 【謹譯】天祐てんゆうヲ保有ほゆうシ、萬世ばんせい一系けいノ帝祚ていそヲ踐ふみタル日本にほん皇帝こうてい、此書このしょヲ以もっテ宣示…

39 淸輝艦水卸式ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

淸輝せいき艦かん水卸式すいしゃしきノ勅語ちょくご(明治八年三月五日 詔勅及令旨集) 【謹譯】新製しんせいノ淸輝せいき艦かん水卸式すいしゃしき執行しっこうス。是こレ全まったク汝等なんじらノ盡力じんりょくニ依よル。朕ちん、喜悅きえつニ堪たエス、…

38 大久保利通ニ下シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

大久保おおくぼ利通としみちニ下くだシ給たまヘル勅語ちょくご(明治七年十一月二十七日) 【謹譯】汝なんじ利通としみち、臺灣たいわん蕃地ばんちノ擧きょアルヤ、淸國しんこくト大おおいニ葛藤かっとうヲ生しょうスルニ方あたリ、辨理べんり大臣だいじんノ…

37 陸軍中將西郷從道ヲ臺灣蕃地事務都督ニ任スルノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

陸軍りくぐん中將ちゅうじょう西郷さいごう從道つぐみちヲ臺灣たいわん蕃地ばんち事務じ む都督ととくニ任にんスルノ勅語ちょくご(明治七年四月五日 岩倉公實記) 【謹譯】臺灣たいわん蕃地ばんち處分しょぶんニ付つき、汝なんじ從道つぐみちニ命めいシ事務…

36-2 嘉彰親王ヲ征討總督ニ任スルノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

嘉彰よしあきら親王しんのうヲ征討せいとう總督そうとくニ任にんスルノ勅語ちょくご(第二段)(明治七年三月一日 佐賀征討日誌) 【謹譯】乃すなわチ卿けいヲ以もっテ征討せいとう總督そうとくニ任にんシ、委いスルニ陸海りくかい軍務ぐんむ一切さい、竝な…

36-1 嘉彰親王ヲ征討總督ニ任スルノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

嘉彰よしあきら親王しんのうヲ征討せいとう總督そうとくニ任にんスルノ勅語ちょくご(第一段)(明治七年三月一日 佐賀征討日誌) 【謹譯】朕ちん曩さきニ佐賀さ が縣下けんか士民しみん嘯集しょうしゅうヲ聞きキ、內務卿ないむきょう大久保おおくぼ利通とし…

35 近衞歩兵第一聯隊ニ下シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

近衞このえ歩兵ほへい第だい一聯隊れんたいニ下くだシ給たまヘル勅語ちょくご(明治七年一月二十日 太政官日誌) 【謹譯】近衞このえ歩兵ほへい第だい一聯隊れんたい編制へんせい成なルヲ告つク。仍よっテ今いま軍旗ぐんき一旒りゅうヲ授さずク。汝なんじ軍…

34 徵兵令制定ノ勅語  明治天皇(第百二十二代)

徵兵令ちょうへいれい制定せいていノ勅語ちょくご(明治五年十一月二十八日 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん惟おもんみルニ古昔こせき郡縣ぐんけんノ制せい、全國ぜんこくノ丁壯ていそうヲ募つのリ軍團ぐんだんヲ設もうケ以もっテ國家こっかヲ保護ほ ごス。固も…

33-3 德川幕府親征ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

德川とくがわ幕府ばくふ親征しんせいノ勅語ちょくご(第三段)(明治元年二月二十八日 太政官日誌) 【謹譯】且かツ已すでニ布告ふこくセシ通とおリ、外國がいこく交際こうさいモ之これ有あル上うえハ、將來しょうらいノ處置しょち尤もっとモ重大じゅうだい…

33-2 德川幕府親征ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

德川とくがわ幕府ばくふ親征しんせいノ勅語ちょくご(第二段)(明治元年二月二十八日 太政官日誌) 【謹譯】然しかルニ德川とくがわ慶喜よしのぶ不軌ふ きヲ謀はかリ、天下てんか解體かいたい、遂ついニ騒擾そうじょうニ及およヒ、萬民ばんみん塗炭とたんノ…

33-1 德川幕府親征ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

德川とくがわ幕府ばくふ親征しんせいノ勅語ちょくご(第一段)(明治元年二月二十八日 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん夙つとニ天位てんいヲ紹つキ、今日こんにち天下てんか一新しんノ運ときニ膺あたリ、文武ぶんぶ一途と公議こうぎヲ親裁しんさいス。國威こく…

32 外國條約に自今天皇の稱を用ふることを各國に告ぐるの勅語 明治天皇(第百二十二代)

外國がいこく條約じょうやくに自今じこん天皇てんのうの稱しょうを用もちふることを各國かっこくに告つぐるの勅語ちょくご(明治元年正月十日 法規分類大全) 日本國天皇、告各國帝王及其臣人。嚮者將軍德川慶喜請歸政權、制允之內外事親裁之。乃曰、從前條…

31 源賴朝追討の勅 安德天皇(第八十一代)

源賴朝みなもとのよりとも追討ついとうの勅みことのり(治承四年九月 山槐記) 賴朝忽相語凶徒凶黨、欲虜掠當國隣國。叛逆之至旣絕常篇。宜令右近衞少將平維盛朝臣、薩摩守同忠度朝臣、參河守同知度等、追討彼賴朝及與力輩。兼又東山兩道堪武勇者、同令備追…

30 陸奥に下し給へる勅符 朱雀天皇(第六十一代)

陸奥むつに下くだし給たまへる勅符ちょくふ(本朝文粹) 蝦夷之起、見表具之。須大興諸國之兵、早以罰滅。然而費中國而資夷狄、代已以剌之。耗倉廩而批遐荒、後者亦未爲可。加之蠻貃之情、非法禁之所用。狼戻之膽、宜彝倫之所施。宜以威嚴制其外、以仁義懷其…

29 出羽國司に下し給へる勅 陽成天皇(第五十七代)

出羽國司でわのこくしに下くだし給たまへる勅みことのり(元慶二年五月 三代實錄) 近日夷虜凶逆殘害不止。雖有軍興俄難殄滅。仍以右中辨正五位下藤原朝臣保則、兼任彼國權守。宜軍機事從其指撝、莫爲逋逃以失警備。 【謹譯】近日きんじつ夷虜いりょの凶逆き…

28 陸奥國に下し給へる勅符 陽成天皇(第五十七代)

陸奥國むつのくにに下くだし給たまへる勅符ちょくふ(元慶二年四月 三代實錄) 重得出羽國奏狀。儞、賊勢轉盛衆寡不敵、非有救兵難可獨制者。事旣非常、或恐生變。宜發精勇二千星火馳救。禽敵有期、失機遺悔。兵家所謂疾雷不及掩耳也。若致遲留處以重科。亦…

27 新羅國に當りて遙に鼓聲有りと太宰府の奏せるに報ずるの勅 仁明天皇(第五十四代)

新羅國しらぎこくに當あたりて遙はるかに鼓聲こせい有ありと太宰府だざいふの奏そうせるに報ほうずるの勅ちょく(承和十年八月 續日本後紀) 夫治不忘亂古人明戒、將驕卒惰兵機所忌。縱雖無事故、不可不愼。 【謹譯】夫それ治ちにして亂らんを忘わすれざるは…

26-2 遣唐使の爲め神階を進めらるるの詔 仁明天皇(第五十四代)

遣唐使けんとうしの爲ため神階しんかいを進すすめらるるの詔みことのり(第二段)(承和三年五月 續日本後紀) 辭別氏申給久、神那我良母皇御孫之御命乎堅磐爾常磐爾護奉幸閉奉給部。又遣唐使正四位下藤原朝臣常嗣等乎、路間無波風之難久慈賜比矜賜比天、平…

26-1 遣唐使の爲め神階を進めらるるの詔 仁明天皇(第五十四代)

遣唐使けんとうしの爲ため神階しんかいを進すすめらるるの詔みことのり(第一段)(承和三年五月 續日本後紀) 皇御孫命爾坐、四所大神爾申給波久。大神等乎彌高爾彌廣爾仕奉止奈毛思保志食。是以件等冠爾上獻狀乎、中務小輔從五位下藤原朝臣豐繼、內舍人正…

25 浪人を膽澤城に配するの勅 桓武天皇(第五十代)

浪人ろうにんを膽澤城いざわじょうに配はいするの勅みことのり(延曆二十一年正月 日本紀略) 官軍薄伐、闢地瞻遠。宜發駿河甲斐相模武藏上總下總常陸信濃上野下野等國浪人四千人、配陸奥國膽澤城。 【謹譯】官軍かんぐん薄伐はくばつ、地ちを闢ひらき、遠と…

24 烽燧を置くの勅 桓武天皇(第五十代)

烽燧ほうすいを置おくの勅みことのり(延曆十五年九月 日本後紀) 遷都以來于今三年、牡山烽火無所相當。非常之備不可蹔闕。宜山城河內兩國相共量定便處置彼烽燧。 【謹譯】遷都せんと以來いらい今いまに三年ねん、牡山おとこやまの烽火ほうか相あい當あたる…