16-2 再び群臣に下し給へる宣命 稱德天皇(第四十八代)

再ふたたび群臣ぐんしんに下くだし給たまへる宣命せんみょう(第二段)(天平神護元年三月 續日本紀) 復有人方、淡路仁侍坐流人乎率來天、佐良仁帝止立天、天下乎治之米無等念天在人毛在良之止奈毛念。然其人方天地乃宇倍奈彌由流之天授賜流人仁毛不在。何…

16-1 再び群臣に下し給へる宣命 稱德天皇(第四十八代)

再ふたたび群臣ぐんしんに下くだし給たまへる宣命せんみょう(第一段)(天平神護元年三月 續日本紀) 天下政方君乃勅仁在乎、己可心乃比岐比岐、太子乎立止念天欲須流物仁方不在。然此位方、天地乃置賜比授賜布位仁在。故是以朕毛天地乃明伎奇伎徵乃授賜人…

15-2 東宮の事について群臣に下し給へる宣命 稱德天皇(第四十八代)

東宮とうぐうの事ことについて群臣ぐんしんに下くだし給たまへる宣命せんみょう(第二段)(天平寶字八年十月 續日本紀) 復勅久、人人己比岐比岐此人乎立天、我功成止念天君位乎謀、竊仁心乎通天人乎伊左奈比須須牟己止莫。己可衣之不成事乎謀止曾、先祖乃…

15-1 東宮の事について群臣に下し給へる宣命 稱德天皇(第四十八代)

東宮とうぐうの事ことについて群臣ぐんしんに下くだし給たまへる宣命せんみょう(第一段)(天平寶字八年十月 續日本紀) 諸奉侍上中下乃人等乃念良末久、國乃鎭止方皇太子乎置定天之、心毛安久於多比仁在止、常人乃念云所仁在。然今乃間此太子乎定不賜在故…

14 讓位の宣命 孝謙天皇(第四十六代)

讓位じょういの宣命せんみょう(天平寶字二年八月 續日本紀) 現神御宇天皇詔旨良麻止詔勅乎、親王諸王諸臣百官人等、衆聞⻝宣。 高天原神積坐皇親神魯弃神魯美命、吾孫知⻝國天下止事依奉乃任爾、遠皇祖御世始弖、天皇御世御世聞看來⻝國天日嗣高御座乃業止…

13 南島に牌を樹つるの勅 孝謙天皇(第四十六代)

南島なんとうに牌はいを樹たつるの勅みことのり(天平勝寶六年二月 續日本紀) 去天平七年、故大貳從四位上小野朝臣老遣高橋連牛養於南島樹牌。而其牌經年、今旣朽壞。宜依舊修樹、每牌顯著島名幷泊船處、有水處、及去就國行程、遙見島名、令漂著之船、知所…

12 卽位の宣命 孝謙天皇(第四十六代)

卽位そくいの宣命せんみょう(天平勝寶元年七月 續日本紀) 天皇御命良末止勅命乎、衆聞⻝宣。 挂畏我皇天皇、斯天日嗣高御座乃業乎受賜氐、仕奉止負賜閇、頂爾受賜理恐末里、進毛不知、退毛不知爾、恐美坐久止宣天皇御命乎、衆聞⻝勅。 故是以御命坐勅久、…

11 讓位の宣命 聖武天皇(第四十五代)

讓位じょういの宣命せんみょう(天平勝寶元年七月 續日本紀) 現神止御宇倭根子天皇可御命良麻止宣御命乎、衆聞⻝宣。 高天原神積坐皇親神魯伎神魯美命以、吾孫乃命乃將知⻝國天下止言依奉乃隨、遠皇祖御世始而、天皇御世御世聞看來⻝國天川日繼高御座乃業止…

10 皇太子五節を舞ひ給ひし時太上天皇に奏し給へる宣命 聖武天皇(第四十五代)

皇太子こうたいし五節ごせちを舞まひ給たまひし時とき太上だじょう天皇てんのうに奏そうし給たまへる宣命せんみょう(天平十五年五月 續日本紀) 天皇大命爾坐西、奏賜久、掛母畏伎飛鳥淨御原宮爾大八洲所知志聖乃天皇命、天下乎治賜比平賜比弖所思坐久、上…

9-3 卽位の宣命 聖武天皇(第四十五代)

卽位そくいの宣命せんみょう(第三段)(神龜元年二月 續日本紀) 辭別詔久、遠皇祖御世始而、中今爾至麻弖、天日嗣止高御座而、此⻝國天下乎撫賜慈賜波久、時時狀狀爾從而治賜慈賜來業止、隨神所念行須。是以、宣天下乎慈賜治賜久、(大赦天下、內外文武職…

9-2 卽位の宣命 聖武天皇(第四十五代)

卽位そくいの宣命せんみょう(第二段)(神龜元年二月 續日本紀) 可久賜時爾、美麻斯親王乃齡乃弱爾、荷重波不堪自加止所念坐而、皇祖母坐志志掛畏岐我皇天皇爾授奉岐。依行而是平城大宮爾現御神止坐而、大八島國所知而、靈龜元年爾此乃天日嗣高御座之業、…

9-1 卽位の宣命 聖武天皇(第四十五代)

卽位そくいの宣命せんみょう(第一段)(神龜元年二月 續日本紀) 現神大八洲所知倭根子天皇詔旨止勅大命乎、諸王諸臣百官人等、天下公民衆聞⻝宣。 高天原爾神留坐皇親神魯美命、吾孫將知⻝國天下止與佐斯奉志麻爾麻爾、高天原爾事波自米而、四方⻝國天下乃…

8 諸國の風土記を徵し給へるの制 元明天皇(第四十三代)

諸國しょこくの風土記ふ ど きを徵ちょうし給たまへるの制せい(和銅六年五月 續日本紀) 畿內七道諸國郡郷名、著好字。其郡內所生、銀銅彩色、草木禽獸魚蟲等物、具錄色目。及土地沃塉、山川原野名號所由、又古老相傳舊聞異事、載于史籍、言上。 【謹譯】畿…

7-2 改元の宣命 元明天皇(第四十三代)

改元かいげんの宣命せんみょう(第二段)(和銅元年正月 續日本紀) 故改慶雲五年而和銅元年爲而、御世年號止定賜。是以天下爾慶命詔久、冠位上可賜人人治賜。(大赦天下、自和銅元年正月十一日昧爽以前大辟罪已下、罪无輕重、已發覺未發覺、繫囚見徒、咸赦…

7-1 改元の宣命 元明天皇(第四十三代)

改元かいげんの宣命せんみょう(第一段)(和銅元年正月 續日本紀) 現神御宇倭根子天皇詔旨勅命乎、親王諸王諸臣百官人等、天下公民衆聞宣。 高天原與利天降坐志天皇御世乎始而、中今爾至麻弖爾天皇御世御世、天豆日嗣高御座爾坐而、治賜慈賜來⻝國天下之業…

6-2 卽位の宣命 文武天皇(第四十二代)

卽位そくいの宣命せんみょう(第二段)(元年八月 續日本紀) 是以百官人等、四方⻝國乎治奉止任賜幣留國國宰等爾至麻氐爾、天皇朝廷敷賜行賜幣留國法乎過犯事無久、明支淨支直支誠之心以而、御稱稱而緩怠事無久、務結而仕奉止詔大命乎、諸聞⻝止詔。 故如此…

6-1 卽位の宣命 文武天皇(第四十二代)

卽位そくいの宣命せんみょう(第一段)(元年八月 續日本紀) 現御神止大八島國所知、天皇大命良麻止詔大命乎、集侍皇子等王臣百官人等、天下公民諸聞⻝止詔。 高天原爾事始而、遠天皇祖御世中今至麻氐爾、天皇御子之阿禮坐牟彌繼繼爾、大八島國將知次止、天…

5 醴泉涌出せるにより下し給へる詔 持統天皇(第四十一代)

醴泉れいせん涌出わきいだせるにより下くだし給たまへる詔みことのり(八年三月 日本書紀) 粤以七年歲次癸巳、醴泉涌於近江國益須郡都賀山、諸疾病停宿益須寺、而療差者衆。故入水田四町布六十端、原除益須郡今年調伇雜傜、國司頭至目、進位一階、賜其初驗…

4 休祥を享くるの詔 天武天皇(第四十代)

休祥きゅうしょうを享うくるの詔みことのり(十二年正月 日本書紀) 明神御大八洲、日本根子天皇勅命者、諸國司國造郡司及百姓等諸可聽矣。朕初登鴻祚以來、天瑞非一二多至之。傳聞、其天瑞者、行政之理、協于天道則應之。是今、當于朕世、每年重至。一則以…

3 白雉の詔 孝德天皇(第三十六代)

白雉はくちの詔みことのり(白雉元年二月 日本書紀) 聖王出世、治天下時、天則應之、示其祥瑞。曩者西土之君、周成王世、與後漢明帝時、白雉爰見。我日本國譽田天皇之世、白烏樔宮。大鷦鷯帝之時、龍馬西見。是以自古迄今、祥瑞時見、以應有德、其類多矣。…

2 遺詔 推古天皇(第三十三代)

遺詔いしょう(三十六年三月 日本書紀) 比年、五榖不登、百姓大飢。其爲朕興陵、以勿厚葬。便宜葬于竹田皇子陵。 【謹譯】比年としごろ、五榖こく登みのらず、百姓せい大おおいに飢うう。其それ朕ちんが爲ために陵みささぎを興おこして、以もって厚あつく葬…

1 聖德太子の病を問ふの勅 推古天皇(第三十三代)

聖德太子しょうとくたいしの病やまいを問とふの勅みことのり(二十九年二月 扶桑略記) 朕聞、太子寢病、將以遷化他界。每加慰問、言與涕並。痛乎哀哉。其難再遇。若有所願、朕將隨之。 【謹譯】朕ちん聞きく、太子たいし病やまいに寢ふし、將まさに以もって…

大日本詔勅謹解6 雜事篇 例言

例言 一、本篇は、標題の如き性質上、政治・經濟けいざい・軍事・敎育、各般かくはんの人事など、諸方面に亙わたつてゐるが、成るべく、その中でも、重要なものを收おさめた。 一、誄詞るいしについて、明治・大正・昭和時代に於ける主要なものを大抵謹載き…

大日本詔勅謹解6 雜事篇 序言

序言 本篇には、各時代の生活に交渉ある御詔勅ごしょうちょくを謹載きんさいした。政治・經濟けいざいに關かんするものもあれば、風敎ふうきょう・道德どうとくに交渉を持つものもある。或あるいは風俗・地文ちもんその他、各般かくはんの事項に亙わたつてゐ…

70 帝都復興ヲ懌ヒ給ヘル勅語 今上陛下(第百二十四代)

帝都ていと復興ふっこうヲ懌よろこヒ給たまヘル勅語ちょくご(昭和五年三月二十六日 官報) 【謹譯】帝都ていと復興ふっこうノ事業じぎょうハ、官民かんみん協同きょうどうノ努力どりょくニ賴よリ、歲月さいげつノ短みじかキ、克よク此こノ偉績いせきヲ效い…

69 攝政ヲ置クノ詔書 大正天皇(第百二十三代)

攝政せっしょうヲ置おクノ詔書しょうしょ(大正十年十一月二十五日 官報) 【謹譯】朕ちん久ひさしキニ亙わたル疾患しっかんニ由よリ、大政たいせいヲ親みずかラスルコト能あたハサルヲ以もっテ、皇族こうぞく會議かいぎ及およヒ樞密すうみつ顧問こもんノ議…

68 濟生會設立ニツイテ桂首相ヘノ詔 明治天皇(第百二十二代)

濟生會さいせいかい設立せつりつニツイテ桂かつら首相しゅしょうヘノ詔みことのり 明治四十四年二月一日 官報) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、世局せいきょくノ大勢たいせいニ隨したがヒ、國運こくうんノ伸張しんちょうヲ要ようスルコト方まさニ急きゅうニシテ…

67 大逆事件ニ際シ閣臣ヲ留任セシムルノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

大逆たいぎゃく事件じけんニ際さいシ閣臣かくしんヲ留任りゅうにんセシムルノ勅語ちょくご(明治四十四年一月十八日 官報) 【謹譯】今囘こんかいノ事件じけんハ、世間せけんノ變遷へんせんニ伴ともなっテ起おこル餘弊よへいニシテ、內閣ないかくノ施政しせ…

66 朝鮮ニ下シ給ヘル大赦及租稅減免ノ詔書 明治天皇(第百二十二代)

朝鮮ちょうせんニ下くだシ給たまヘル大赦たいしゃ及および租稅そぜい減免げんめんノ詔書しょうしょ(明治四十三年八月二十九日 官報) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、統治とうちノ大權たいけんニ由よリ、始はじめテ治化ち かヲ朝鮮ちょうせんニ施しクハ、朕ちん…

65 李王冊立ノ詔書 明治天皇(第百二十二代)

李王りおう冊立さくりつノ詔書しょうしょ(明治四十三年八月二十九日 官報) 【謹譯】朕ちん、天壤てんじょう無窮むきゅうノ丕基ひ きヲ弘ひろクシ、國家こっか非常ひじょうノ禮數れいすうヲ備そなヘムト欲ほっシ、前ぜん韓國かんこく皇帝こうていヲ冊さくシ…

64 宮內官吏ヲ訓諭シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

宮內くない官吏かんりヲ訓諭くんゆシ給たまヘル勅語ちょくご(明治四十一年十二月十八日) 【謹譯】 朕ちん曩日のうじつ、詔みことのりヲ下くだシ、臣民しんみんノ嚮むかフ所ところヲ知しラシム。今いまヤ國運こくうんノ趨勢すうせいニ從したがヒ、宮廷きゅ…

63 第十九帝國議會開院式ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

第だい十九帝國ていこく議會ぎかい開院式かいいんしきノ勅語ちょくご(明治三十六年十二月十日 官報) 【謹譯】 朕ちん、茲ここニ帝國ていこく議會ぎかい開院かいいんノ式しきヲ行おこなヒ、貴族院きぞくいん及およヒ衆議院しゅうぎいんノ各員かくいんニ告つ…

62 重要法案ニツイテ貴族院ニ下シ給ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

重要じゅうよう法案ほあんニツイテ貴族院きぞくいんニ下くだシ給たまヘル勅語ちょくご(明治三十四年三月二日 官報) 【謹譯】 朕ちん、中外ちゅうがいノ形勢けいせいニ視みテ、深ふかク時局じきょくノ艱かんナルヲ憂うれフ。今いまニ於おいテ必要ひつようノ…

61 臺灣統治ニ就テ乃木希典ニ賜ヘル勅語 明治天皇(第百二十二代)

臺灣たいわん統治とうちニ就ついテ乃木の ぎ希典まれすけニ賜たまヘル勅語ちょくご(明治三十年八月二日 官報) 【謹譯】臺灣たいわん諸島しょとう、朕ちんカ版圖はんとニ歸きセシヨリ日ひ尙なお淺あさク、新附しんぷノ民たみ未いまタ或あるいハ其その堵とニ…

60 衆議院ノ製艦費補足廢止ニ關スル奏請ニ報セラレシ勅語 明治天皇(第百二十二代)

衆議院しゅうぎいんノ製艦費せいかんひ補足ほそく廢止はいしニ關かんスル奏請そうせいニ報ほうセラレシ勅語ちょくご(明治三十年三月三十日 官報) 【謹譯】 朕ちん、曩さきニ國家こっか軍防ぐんぼうノ事こと一日じつモ緩ゆるクスヘカラサルヲ惟おもヒ、內帑…

59 第七臨時帝國議會開院式ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

第だい七臨時りんじ帝國ていこく議會ぎかい開院式かいいんしきノ勅語ちょくご(明治二十七年十月十八日 官報) 【謹譯】 朕ちん、貴族院きぞくいん及およヒ衆議院しゅうぎいんノ各員かくいんニ告つク。 朕ちん、茲ここニ臨時りんじ帝國ていこく議會ぎかいヲ…

58 第一帝國議會開院式ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

第だい一帝國ていこく議會ぎかい開院式かいいんしきノ勅語ちょくご(明治二十三年十一月二十九日 官報) 【謹譯】 朕ちん、貴族院きぞくいん及およヒ衆議院しゅうぎいんノ各員かくいんニ告つク。 朕ちん、卽位そくい以來いらい二十年間ねんかんノ經始けいし…

57-3 大日本帝國憲法發布ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

大日本だいにっぽん帝國ていこく憲法けんぽう發布はっぷノ詔勅しょうちょく(第三段)(明治二十二年二月十一日) 【謹譯】將來しょうらい若もシ此こノ憲法けんぽうノ或あル條章じょうしょうヲ改定かいていスルノ必要ひつようナル時宜じ ぎヲ見みルニ至いた…

57-2 大日本帝國憲法發布ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

大日本だいにっぽん帝國ていこく憲法けんぽう發布はっぷノ詔勅しょうちょく(第二段)(明治二十二年二月十一日) 【謹譯】國家こっか統治とうちノ大權たいけんハ、朕ちんカ之これヲ祖宗そそうニ承うケテ、之これヲ子孫しそんニ傳つたフル所ところナリ。朕ち…

57-1 大日本帝國憲法發布ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

大日本だいにっぽん帝國ていこく憲法けんぽう發布はっぷノ詔勅しょうちょく(第一段)(明治二十二年二月十一日 官報) 【謹譯】朕ちん、祖宗そそうノ遺烈いれつヲ承うケ、萬世ばんせい一系けいノ帝位ていいヲ踐ふミ、朕ちんカ親愛しんあいスル所ところノ臣…

56 皇室典範制定ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

皇室こうしつ典範てんぱん制定せいていノ詔勅しょうちょく(明治二十二年二月十一日) 【謹譯】天佑てんゆうヲ享有きょうゆうシタル我わカ日本にっぽん帝國ていこくノ寶祚ほうそハ、萬世ばんせい一系けい、歷代れきだい繼承けいしょうシ、以もっテ朕ちんカ躬…

55 內閣組織改定ノ詔勅 明治天皇(第百二十二代)

內閣ないかく組織そしき改定かいていノ詔勅しょうちょく(明治十八年十二月二十三日 官報) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、經國けいこくノ要ようハ、官かん其そノ制せいヲ定さだメテ機關きかん各おのおの其そノ所ところヲ得うルニ在あリ。內閣ないかくハ萬機ば…

54 立憲制度調査ノ爲メ伊藤博文ヲ歐洲ニ派遣シ給フ勅語 明治天皇(第百二十二代)

立憲りっけん制度せいど調査ちょうさノ爲たメ伊藤いとう博文ひろぶみヲ歐洲おうしゅうニ派遣はけんシ給たまフ勅語ちょくご(明治十五年三月 法規分類大全) 【謹譯】朕ちん、明治めいじ十四年ねん十月がつ十二日にちノ詔旨しょうしヲ履ふミ、立憲りっけんノ…

53-3 國會開設ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

國會こっかい開設かいせつノ勅語ちょくご(第三段)(明治十四年十月十二日 三條實美公年譜) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、人心じんしん進すすムニ偏へんシテ、時會じかい速すみやかナルヲ競きそフ。浮言ふげん相あい動うごカシ、竟ついニ大計たいけいヲ遺わ…

53-2 國會開設ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

國會こっかい開設かいせつノ勅語ちょくご(第二段)(明治十四年十月十二日 三條實美公年譜) 【謹譯】顧かえりミルニ立國りっこくノ體たい、國くに各おのおの宜よろしキヲ殊ことニス。非常ひじょうノ事業じぎょう、實じつニ輕擧けいきょニ便べんナラス。我…

53-1 國會開設ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

國會こっかい開設かいせつノ勅語ちょくご(第一段)(明治十四年十月十二日 三條實美公年譜) 【謹譯】朕ちん、祖宗そそう二千五百有ゆう餘よ年ねんノ鴻緒こうちょヲ嗣つキ、中古ちゅうこ紐ひもヲ解とクノ乾綱けんこうヲ振張しんちょうシ、大政たいせいノ統…

52 財政緊縮ニツイテノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

財政ざいせい緊縮きんしゅくニツイテノ勅語ちょくご(明治十三年五月 岩倉公實記) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、明治めいじ初年しょねん以來いらい、國用こくよう多事た じナルヲ以もっテ、會計かいけい困難こんなんヲ生しょうシ、遂ついニ十三年ねんノ今日こ…

51 元老院・大審院ヲ設置シ地方官ヲ召集スルノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

元老院げんろういん・大審院たいしんいんヲ設置せっちシ地方官ちほうかんヲ召集しょうしゅうスルノ勅語ちょくご(明治八年四月十四日 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん、卽位そくいノ初はじめ、首しゅトシテ群臣ぐんしんヲ會かいシ、五事じヲ以もっテ神明しんめ…

50 議院憲法ヲ地方長官ニ頒示セラレシ時ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

議院ぎいん憲法けんぽうヲ地方長官ちほうちょうかんニ頒示はんじセラレシ時ときノ勅語ちょくご(明治七年五月二日 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん、踐祚せんそノ初はじめ神明しんめいニ誓ちかヒシ旨意し いニ基もとづキ、漸次ぜんじニ之これヲ擴充かくじゅうシ…

49 地租改正ノ勅語 明治天皇(第百二十二代)

地租ち そ改正かいせいノ勅語ちょくご(明治六年七月二十八日 太政官日誌) 【謹譯】朕ちん惟おもフニ、租稅そぜいハ國くにノ大事だいじ、人民じんみん休戚きゅうせきノ係かかル所ところナリ。從前じゅうぜん其そノ法ほう一ナラス、寬苛かんか輕重けいちょう…